初めてインプラントを検討する方へ「インプラントってどんな義歯?仕組みは?」 | 不動前さくら歯科クリニック|不動前駅で歯科をお探しの方は不動前さくら歯科クリニックまで

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初めてインプラントを検討する方へ
「インプラントってどんな義歯?仕組みは?」

皆さん、こんにちは。
品川区 不動駅前の「不動前さくら歯科クリニック」です。

 

むし歯や歯周病、事故やケガなどで歯を失う可能性は誰にでもあります
令和4(2022)年度の調査によると、実際に歯を失ったことがある方は、15〜24歳で5.9%、25〜34歳で15.0%と、若い方でも歯を失くしていることがわかります。


(参照:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」p14表12) >

 

歯を失うと、歯の機能を補う義歯を装着します。
義歯には、「入れ歯」や「ブリッジ」「インプラント」などがあり、歯科医師と相談しながらライフスタイルやご希望に合ったものを装着することになるでしょう。

 

今回は、「歯を失ったのでインプラントを考えている」「インプラントってよく聞くけれど、どんな治療なの?」など、初めてインプラント治療を検討される方に、インプラントについてわかりやすく説明します。

 


不動前さくら歯科クリニックのインプラントはこちら >

 

四方田 拓 院長
四方田 拓 院長

四方田 拓 院長

●2004年 日本歯科大学歯学部入学
●2010年 日本歯科大学歯学部卒業
●同年 日本歯科大学附属病院にて研修医
●2011年 日本歯科大学附属病院総合診療科入局(防衛省共済組合歯科室に2年間出張)
●2017年 日本歯科大学附属病院退職
●2017年 飯田橋内科歯科クリニック勤務
●2018年 同院院長就任
●2019年 飯田橋内科歯科クリニック退職


医院名:不動前さくら歯科クリニック
所在地: 〒141-0031
東京都品川区西五反田4丁目29-14 2F

 

 

天然の歯のような噛み心地と見た目の「インプラント」


インプラントは、自分の歯のようにしっかり噛める歯の機能を取り戻せる義歯です。
顎の骨に、インプラント体といわれる歯の歯根に相当するものを埋め込むため、

・周りの歯に負担をかけない
・義歯であることがわからないくらい自然な見た目

といった仕上がりが期待できます。

 

天然の歯のような噛み心地と見た目が再現できることから、「入れ歯がずれて噛みにくい」「義歯を使っていることを周りの人に知られたくない」といった方に注目されています。
顎の骨にインプラントを埋め込む外科手術が必要なため、誰もができる治療ではありませんが、手術後のメンテナンスを続けることで長く使用することが可能です。

 

 

インプラントの構造


インプラントの構造は、「インプラント体(フィクスチャー)」と「アバットメント」「人工歯(上部構造)」の3つの要素から成り立っています。

 

 

インプラント体(フィクスチャー)

インプラント体とは、顎の骨に埋め込んで骨と結合させてインプラントを支える人工歯根です。
インプラント体の材質は、おもにチタンやチタン合金で作られています。
チタンは、人工関節や心臓のペースメーカーの部品などに使われており、体内で長期間使用しても、安定した状態を維持することが可能です。

 

また、チタンは骨に埋め込むと、直接骨と結合するという特性があります。
チタンの周りに新しい骨組織が形成され、インプラント体と顎の骨が結合されることで、しっかり噛める歯が再現できるのです。

 

 

アバットメント

アバットメントは、インプラント体と人工歯を連結させる部品です。
インプラントの角度や方向、かみ合わせの高さなどの調整を行うことが可能です。

 

1回法手術では、インプラント体を埋め込んだときに装着します。
外科手術が1回ですむので、患者さんの負担を軽減できるのがメリットです。

 

2回法手術では、インプラント体と顎の骨との結合が確認されたタイミングで、アバットメントを装着します。
2回目の処置は、個人差はありますがインプラント体を埋入してから平均で3ヶ月後くらいに行うのが一般的です。

 

 

人工歯(上部構造)


上部構造の人工歯は、インプラントの最上部に取り付ける被せ物のことです。
実際に外から見える「歯」の部分になります。

 

人工歯の素材については、周りの歯とのバランスや患者さんのご希望などをおうかがいして、適切なものをご提案いたします。
一般的に、透明感のある白さが特徴のセラミックが使用されます。

 

 

インプラント治療の特徴

インプラント治療はメリットの多い治療ですが、注意していただきたいこともありますので、しっかりカウンセリングで説明させていただきます。

 

 

インプラント治療のメリット


インプラント治療のメリットは以下のものがあります。

・自分の歯のようにしっかり噛める
・食事制限がほとんどないので好きなものを食べられる
・見た目を美しく仕上げられる
・周りの歯に負担をかけない
・噛む刺激が顎に伝わり顎の骨が痩せるのを防ぐことができる

 

 

インプラント治療のデメリット

インプラント治療は外科手術を行う治療ですので、メリットだけではなくデメリットも確認し、ご納得いただいてから治療に進むことが大切です。

・保険診療外のため治療費の負担が大きい
・治療期間が6ヶ月~1年と比較的長くかかる
・外科手術が必要なので、持病などで治療が受けられないことがある
・治療後もメンテナンスが必要

 

 

インプラント治療がおすすめの方

インプラント治療は、次のような方におすすめです。
「インプラント治療に興味がある」「インプラントが気になる」という方は、お気軽に当院までご相談ください。

・入れ歯が合わない
・義歯を気にせずおしゃべりしたい
・食べることが好き
・しっかり噛んで食事を楽しみたい
・好きなものを食べたい
・入れ歯やブリッジの金具が気になる
・入れ歯のお手入れがめんどう
・残っている歯を大事にしたい

 

 

インプラント治療の流れ

不動前さくら歯科クリニックのインプラント治療の流れをご説明します。

 

 

検査と治療計画


まずは、カウンセリングを行います。
お一人お一人に時間をかけて、じっくりお話をおうかがいするのが当院のスタイルです。
今のお悩みや心配なこと、ご希望されることなど、どのようなことでもお話しください。
持病や服用しているお薬、健康状態などもおうかがいします。

 

当院では、3Dで立体的なお口の撮影ができる歯科用CTを用いた精度の高い検査を行っています。
カウンセリングと検査結果から、患者さんに合った適切な治療計画をご提案いたします。

 

 

初期治療

手術を行う前に、むし歯や歯周病があれば、そちらの治療を優先します。
お口の中を細菌の少ない清潔な状態にしてから、インプラント治療を行いましょう。

 

特に、インプラントは歯周病菌によってインプラント周辺に炎症を引き起こす「インプラント周囲炎」に感染するリスクがあります。
インプラント周囲炎は、悪化するとインプラントがグラグラすることもあるため、歯周病はしっかり治療しましょう。

 

 

インプラント体の埋入

インプラント体を埋入する1回目の外科手術を行います。
局所麻酔を使用して歯ぐきを切り開き、顎の骨に埋め込む手術です。
心拍数や血圧、体温などを測定する生体モニターで患者さんの状態を把握しながら手術を行います。
生体モニター

 

最初の手術でアバットメントまで装着する1回法手術や、インプラント体が骨と結合してからアバットメントを装着する2回法手術があります。

 

 

歯の型取り・仮歯の装着

患者さんのご希望に沿った人工歯を製作するため、歯の型取りを行います。
人工歯ができあがるまで、仮の歯を装着して歯の機能を補います

 

 

人工歯の装着

人工歯ができあがったら装着してかみ合わせを整え、治療は終了です。

 

 

メンテナンス


インプラントは、治療後のメンテナンスが大切です。
一般的に、インプラントを問題なく使用できる期間は10~15年といわれていますが、メンテナンス次第でそれ以上使える可能性があります。


(参照:厚生労働省「歯科インプラント治療のためのQ&A」p3) >

 

インプラントを長く使用するためにも、3~4ヶ月に1回の頻度くらいでメンテナンスにご来院ください。

 

 

「不動前さくら歯科クリニック」のインプラント治療

当院は、インプラント治療の安全性を高め、精度の高い治療を行うために、さまざまな取り組みを行っています。

 

 

歯科用CTを用いた高精度の診断


歯科用CTは、歯や神経、血管の位置、顎の骨の厚みなどを把握するために、インプラント治療にはかかせない機器です。
顎の骨の厚みや奥行き、骨密度などが手術前にわかることから、インプラント治療の安全性を高めます。

 

 

手術用ガイド「ガイデッドサージェリー」を作成し安全性に配慮

ガイデッドサージェリー
当院は、オプションで、ガイドを使用した手術である「ガイデッドサージェリー」もご用意しています。
歯科用CTで得られたデータをもとにコンピュータで綿密な治療計画をたて、手術用のガイドとなるテンプレートを作成します。
テンプレートを使うことで、位置や深さ、角度などを適切に把握したインプラント埋入が可能です。
ガイデッドサージェリー

症例によっては、歯ぐきを切り開くことなくインプラント体を埋入することもできるため、

・痛みが少ない
・歯ぐきが腫れにくい
・出血量を抑えることができる
・縫合の処置が不要

など、患者さんにとっても負担の少ない手術を行うことができる可能性があります。

 

 

実績の高いメーカー「ストローマンインプラント」を使用

ストローマンインプラント
当院のインプラントは、スイスに本社がある「ストローマン」のものを使用しています。
インプラントの歴史が古く、科学的根拠に基づいた製品で、長期的に多くの臨床実験が行われているメーカーです。

 


不動前さくら歯科クリニックのストローマン社のインプラントはこちら >

 

 

手術中は生体モニターを使用しながら健康状態を確認

手術中は、生体モニターを使って全身状態をしっかり把握しています。
万が一の事態に備えて、心電図や心拍数、血圧、体温などをモニタリングして、患者さんの不安を取り除けるよう尽力しています。

 

 

患者さんに寄り添った治療を!インプラントのことなら当院まで


インプラントは外科手術が必要なことから、患者さんの治療に対する心配や不安など、気になることがいろいろあるでしょう。
東急目黒線「不動前駅」徒歩から1分の歯医者「不動前さくら歯科クリニック」では、それらの不安を残したまま治療を行うことのないよう、患者さんに寄り添ったインプラント治療を行っています。

 

お悩みや心配に一つ一つおこたえし、患者さんとの信頼関係を築きながら治療を進めます。
治療後も気軽にメンテナンスに通っていただけるよう、通院しやすい環境を整えていますので、インプラントのことなら当院までご相談ください。

 


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