歯ぎしり治療(ボツリヌス治療)|西五反田・不動前駅・武蔵小山駅で歯医者をお探しの方は不動前さくら歯科クリニックまで
歯ぎしり治療
(ボツリヌス治療)

不動前さくら歯科クリニックは
大切な歯の破折を防ぐ
『歯ぎしりや食いしばり治療』に力を入れています
ボツリヌス治療(ボトックス治療)
は
このような方におすすめです
- 食いしばりや歯ぎしりを自覚している方
- 知覚過敏がある方
- 歯にヒビや縦線のような模様がある方
- 前歯がすり減って平らになっている方
- 奥歯の凹凸がすり減っている方
- 歯の詰め物が何度も外れる方
- 舌や頬の内側の粘膜に歯形がついている方
- 顎関節症の症状がある方
- 肩や首のこり、頭痛に悩んでいる方
- 睡眠時にマウスピースをつけて寝ている方
- 朝起きた時に顎が痛かったり、重くだるい感覚のある方
ボツリヌス治療とは

ボツリヌス治療とは、ボツリヌストキシン製剤を咬筋に注射することにより、筋肉の働きを抑制することを目的とした治療法です。
一般の方が思い浮かべる「ボトックス治療」も「ボツリヌス治療」の1つでアラガン社の「ボトックス」という薬剤の商品名が浸透しています。
ボツリヌストキシン製剤を正しく咬筋に投与することにより噛みしめの力をコントロールして大切な歯が割れることを防ぎ、顎関節を守ります。
※自由診療です
歯科における
ボツリヌス治療について

歯科におけるボツリヌス治療の目的は、食いしばり治療の一環です。
噛むことや食いしばることに使う咀嚼筋の一部である「咬筋」に注射をして噛む力を抑制します。
咬筋の活動を抑制し、筋力を低下させ歯ぎしりや食いしばり、顎関節症の改善が期待できます。
現在美容皮膚科などで行う小顔治療で行うボトックス治療とは目的が全く異なり、身体機能の改善及び大切な歯を守ることにのみ行いますのでご注意ください。
ボツリヌス治療が
与えてくれる5つの効果

- ❶過度な「歯ぎしり」や「食いしばり」や「噛みしめ」を和らげてくれる。
- ❷歯の破折や歯の詰め物が壊れてしまうのを防いでくれる。
- ❸エラの張りを小さくしてくれる。
- ❹エラの張りが減少するので結果的に小顔になることがある。
- ❺噛みしめ由来の肩こりや頭痛が軽減することがある。
ボツリヌス治療の流れ
ボツリヌス治療は忙しく時間がない方でも行うことが可能で、最短でカウンセリング当日の施術が可能な短時間で完了する治療です。
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カウンセリング
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ブラキシズム(噛みしめ)の診断や口腔内の歯や歯肉、顎の骨、顎関節周辺の筋肉の状態を診察します。
その際に、必要であればレントゲン写真を撮影する可能性もあります。
また生活習慣や現在の悩みなどのお話も伺います。
治療のご希望がある方は同意書をいただいてから治療に進みます。
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治療
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左右の咬筋に無毒化したボツリヌストキシン製剤を注入します。
所要時間は10分程度が目安で、短時間で完了いたします。
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治療後
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治療直後は効果を実感にくいですが、施術後3〜4日目ぐらいから徐々に効果を感じる方が多いです。
効果は2週間程度で安定し、3〜6ヶ月ほど持続します。
効果の持続時間は個人差があり、年に2〜3回ほどで定期的に施術を受けると効果的です。
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当院で使用する薬剤について

米国FDA・韓国KFDAによる
安全基準をクリアした
費用対効果が期待できる
ボツリヌストキシン製剤
ナボタ(NABOTA)は、アラガン社製が製造する「ボトックス」で有名な、ボツリヌストキシン製剤の1種です。(「ボトックス」はアラガン社の商品名)
当院が取り扱っているナボタ(NABOTA)は、韓国最大の医薬品メーカーであるデウン製薬が製造した最新(2022年11月現在)のボツリヌストキシン製剤で、その安全性や品質は米国FDAと韓国KFDA(いずれも日本でいう厚生労働省)に認可されています。今まで米国FDAに認可されているボツリヌストキシン製剤といえばアラガン社のボトックスのみでしたが、韓国のナボタ(NABOTA)が認可されたことで、ボトックスと同じレベルの安全性が世界的に認められたと言ってもよいでしょう。なおナボタ(NABOTA)は、大韓民国新薬開発賞「技術輸出賞」を受賞した経歴もあります。
また、歴史あるアラガン社製のボトックスより効果が弱いとされることもあるのですが、製品水準も効果も同等と考えられています。
※未承認医薬品に関する注意事項について
医薬品医療機器等法上の承認:未承認
入手経路:国内販売代理店経由「株式会社HaMinT」で入手
国内承認医薬品等の有無:類似製品は販売されておりません。
諸外国における安全性等に係る情報に関して:FDA(アメリカ食品医薬品局)に承認されている薬剤で、アメリカでは一般的に用いられており、重大な副作用についての報告はありません。
当院のボツリヌス治療における
痛みを減らす2つの
工夫について

- ❶当院では「極細の注射針」を使用いたします。刺しても痛みをできるだけ少なく抑えることが可能になります。
- ❷刺入点を「クーリング(冷やすこと)」によって麻痺させ、痛みを抑えることが可能になります。
当院では特殊なクーリング器材を使用し、患者さんの痛みに配慮いたします。
ボツリヌス治療の
メリット・デメリット
- メリット
- ●噛むことに使う咬筋の作用を抑制して歯ぎしりや食いしばりの力を抑え、ダメージから歯や顎関節を守ります。
- デメリット
- ●筋力が抑制されるため、食べ物を噛みにくくなることがあります。
- ●会話の際、しゃべりにくくなることがあります。
- ●治療後に一時的に頭痛が生じることがあります。
ボツリヌス治療に
おけるよくある質問を
集めました
Q1
『ボツリヌス治療を受ける際の注意点はありますか?』
A
施術後の副作用として、注射の刺入点にごくわずかな内出血や腫れが生じることがありますが、1週間程度で治まるケースが多いです。
また治療後は硬いものが噛めなかったり、顎関節が疲れやすくなったり、周辺の筋肉のこわばりが見られることがありますが、こちらも1週間程度で改善することがほとんどです。Q2
『ダウンタイムは必要ですか?』
A
ダウンタイムはありませんので、注射後そのままご帰宅いただけます。
Q3
『注射した当日の飲酒は可能ですか?』
A
注射当日の飲酒はお控えください。お酒を摂取すると血流が促進されて内出血が増える可能性があります。
Q4
『治療が受けられない人はいますか?』
A
未成年、妊娠及び授乳中の方はボツリヌス治療は受けられません。また、男女ともに妊娠予定のある方の2〜3ヶ月前は推奨されておりません。
Q5
『ボツリヌス治療の効果の持続期間はどれくらいですか?』
A
個人差はありますが3〜6ヶ月程度を目安としてお考えください。
1度の治療で効果が永続的に続くわけではないため、経過を見ながら定期的に治療を受けていただくことをおすすめいたします。
歯を大切に残す治療の選択肢の1つとして
ボツリヌス治療を行っております。
お悩みの方は院長までお気軽に相談ください。