セラミックでむし歯の再発リスクを減らす?歯の保存治療が得意な歯医者

皆さん、こんにちは。
品川区 不動前駅の【不動前さくら歯科クリニック】です。
一度むし歯を治療したのに、しばらくしてまた同じ歯が痛み出す……そんな経験はありませんか?
じつは、歯科治療に通う患者さんの約6割が「二次むし歯」、つまりむし歯の再発による再治療を経験していると報告されています。
むし歯の再発の多くは、「詰め物」や「被せ物」と歯との間にできるごく小さなすき間に、むし歯菌が侵入することで起こるといわれているのです。
そこで今回は、そうしたむし歯の再発リスクを減らす手段として注目されている「セラミック治療」と、当院が専門とする「歯の保存治療」についてわかりやすく解説します。
参照:J-STAGE|ニューセラミックスレター|歯周病とセラミックス p5 >
四方田 拓 院長
●2010年 日本歯科大学歯学部卒業
●同年 日本歯科大学附属病院にて研修医
●2011年 日本歯科大学附属病院総合診療科入局(防衛省共済組合歯科室に2年間出張)
●2017年 日本歯科大学附属病院退職
●2017年 飯田橋内科歯科クリニック勤務
●2018年 同院院長就任
●2019年 飯田橋内科歯科クリニック退職
医院名:不動前さくら歯科クリニック
所在地: 〒141-0031
東京都品川区西五反田4丁目29-14 2F
Contents
むし歯が再発するのはなぜ?原因は「すき間」にあった!

むし歯治療では、削った部分に詰め物や被せ物をして歯の形を補います。
一見、きれいに治ったように見えても、修復物と歯の間にはわずかな段差やすき間が生じてしまうことがあります。
ここに歯垢(プラーク)が溜まり、細菌がすき間へ侵入することで再びむし歯が発生してしまうのです。
特に、銀歯などの金属素材は温度変化で膨張・収縮しやすく、長期間の使用でわずかに変形することも知られています。
こうしたことがすき間の原因となり、再発リスクを高める要因となるのです。
つまり、むし歯を繰り返さないためには、修復物と歯との間にいかにすき間を作らないかが重要なポイントとなります。
セラミック治療がむし歯再発の予防に役立つ理由

むし歯の再発リスクを減らす方法の一つが「セラミック治療」です。
セラミックは、陶器のように緻密で、変形しにくい素材です。
なかでも歯科用セラミックは、噛む力が毎日かかっても削れにくく、お口の中の過酷な環境にさらされても性質が変わりにくい性質を持ち、金属よりも長期間にわたって精密な適合を維持できるため、すき間ができにくいいとわれています。
セラミックが再発防止に役立つ理由はおもに3つあります。
1.歯との適合性が高い
精密な加工ができるため、歯との境目がなめらかに仕上がります。すき間が少なく、むし歯菌の侵入を防ぎやすい構造です。
2.素材自体がむし歯に侵されない
セラミックは酸や細菌に強く、劣化しにくい素材です。金属や樹脂のように溶け出したり変色したりする心配がほとんどありません。
3.表面がなめらかで、プラーク(歯垢)が付着しにくい
セラミックの表面は鏡のようにツルツルしており、細菌のすみかになりにくい特徴があります。歯磨きがしやすく、清潔な状態に保ちやすいため、再発予防にもつながります。
これらの性質により、セラミックは「歯を長く守る素材」として高く評価されているのです。
精密な治療に役立つ先進機器「マイクロスコープ」や「歯科用CT」を導入

素材が優れていても、装着時にズレや段差があれば意味がありません。
そこで当院では、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や拡大鏡を用いて、肉眼の数倍〜数十倍の視野で治療を行っています。
これにより、わずか数ミクロン単位の段差も見逃さず、修復物を歯にぴったり適合させることが可能です。
さらに、装着前にはCTや口腔内スキャナーを活用して、かみ合わせや歯列全体のバランスを3Dの立体映像で確認します。
ただ「詰める」「被せる」だけではなく、長期的に歯を守る治療計画を立てることが、むし歯の再発を防ぐ上で重要な要素です。
歯をなるべく削らずに残す「保存治療」とは?
セラミック治療の精度を高めるためには、そもそも歯をできるだけ削らずに残すことも重要です。
「不動前さくら歯科クリニック」では、この考え方をもとに、「歯の保存治療」に力を入れています。
当院が力を入れている「保存治療」について

保存治療とは、むし歯を削る際に感染した部分だけを最小限に取り除き、健康な歯質を最大限に残すことをめざす治療法です。
むし歯は、感染部位だけを的確に取り除き、再感染の入口をつくらないことが再発予防のポイントです。
当院では、まず神経を守れる可能性がある場合は「歯髄保存療法」を優先し、感染した部分だけを最小限に取り除き、薬剤による保護で歯を残せるように工夫します。
やむを得ず神経を取るケースでは、マイクロスコープや拡大鏡を用いた拡大視野下での「精密根管治療」により、根管内の細菌を徹底的に減らし、根の先端まで密封します。
これにより、歯の寿命を延ばし、再治療のリスクを減らすことができるのです。
歯が残っているほど将来の「生活の質」を高める

当院が「歯髄保存療法」や「精密根管治療」で歯質を守るのは、「80歳で自分の歯を20本以上」をめざす国の目標(8020運動)の考え方にも基づいています。
というのも、20本以上の歯があれば多くの食品を噛みくだけて、栄養を取り込みやすくなります。
お口の健康は全身の健康とつながり、成長期の食べる力・働き盛りの体調管理・高齢期の自立した生活など、人生の各段階で「その人らしく暮らす力(生活の質)」を支える土台になります。
だからこそ、歯を残すことが将来の健康基盤づくりにつながるのです。
文部科学省の調査でも、「歯の保存が全身の健康維持につながる」と指摘されており、特に高齢期の噛む力・栄養摂取能力・認知機能にも関係することが示されています。
セラミック治療の種類と特徴

一口に「セラミック」といっても、実際には複数の種類があります。
それぞれに特徴があり、治療する部位や目的によって適した素材が異なることをご存じでしょうか。
ここでは代表的な4つの種類をご紹介します。
ハイブリッドセラミック
セラミック粉末に歯科用プラスチック(レジン)を組み合わせた素材です。
セラミックの硬さとレジンの粘りを併せ持ち、かみ合う歯へ過度な負担をかけにくい特性があります。
審美性はオールセラミックに一歩ゆずりますが、比較的費用を抑えやすいのがメリットです。
経年でわずかな摩耗・着色が生じることがあり、長期にきれいな色合いを保つことを重視する前歯では使用を検討するといいでしょう。
金属は含まれないため、金属アレルギーの心配は基本的にありません。
オールセラミック
内側から外側までセラミックのみで構成され、透明感のある自然な白さを再現しやすい素材です。
自然でつややかな色調と長期の白さの維持にすぐれ、前歯の見た目の回復におすすめです。
適切な厚みが確保されれば耐久性は高い一方、強い衝撃や過度な噛む力が加わる環境では、折れるリスクがあるため、奥歯での使用に関しては慎重に厚みの設計を行います。
金属不使用のため、金属アレルギーの心配はありません。
ジルコニアセラミック
「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる酸化ジルコニウムを主成分とする高強度セラミックです。
破損しにくく耐久性にすぐれるため、噛む力の大きい奥歯やブリッジのフレームに適しています。
近年は、表面の層にガラス系セラミックを施すなどで審美性が向上していますが、従来の単層・高強度タイプの場合は、オールセラミックに比べて透明感がやや控えめです。
金属は用いないため、金属アレルギーの懸念は基本的にありません。
メタルボンド
内側に金属フレーム、外側にセラミックを焼き付けた二重構造の修復物です。
金属フレームにより強度が得られるため、噛む力が強い部位でも使用しやすい一方、金属アレルギーのリスクや、歯ぐき付近に金属色が影響して歯肉が暗く見える可能性があります。
また、フレームが光を通しにくいため、オールセラミックに比べると透明感はそれほどありません。
使用する部位や見た目のお好みに応じて選択されることをおすすめします。
これらはいずれも「むし歯の再発を抑える」「歯の見た目を自然に仕上げる」という目的を持っていますが、患者さんのかみ合わせや生活習慣、治療部位に合わせて適切な素材を選択することが大切です。
ご自身に合った素材について、ぜひ歯科医師にご相談ください。
むし歯の再発を防ぐために欠かせない「メンテナンス」

セラミックは劣化しにくい素材ですが、装着後のケア次第で寿命が大きく変わります。
むし歯菌は歯と歯ぐきの境目にも潜むため、毎日のブラッシングだけでなく、定期的な歯科メンテナンスが欠かせません。
定期検診では、歯科専用の器具でプラークや歯石を除去するほか、かみ合わせや修復物の状態を細かくチェックします。
早期に不具合を発見・修正することで、再治療を防ぎ、歯を長持ちさせることができるのです。
当院では、治療後も患者さんの歯を守るために「メンテナンス計画」を立て、長期的に健康な口腔環境を維持できるようサポートしています。
歯磨きなどの毎日の生活習慣で歯を守る

むし歯の再発を防ぐには、治療だけでなく日常のケアも欠かせません。
セラミックは歯垢(プラーク)が付きにくい素材ではありますが、リスクがゼロではありません。
特に、次のような習慣を意識すると、再発リスクをさらに減らせます。
・毎食後の歯磨き、特に就寝前は念入りに行う
・フロスや歯間ブラシを併用する
・時間を決めずにいつまでも飲食を続けない
・定期検診・クリーニングを継続する
毎日のフッ化物応用(フッ素入り歯磨き剤の使用)がむし歯予防に有効であることは、さまざまな研究で示されています。
歯を守る力は「日々の積み重ね」です。セラミック治療とあわせ、日常生活でもできる対策を続けましょう。
精密な保存治療で「長く歯の健康を守る」治療を

精密な保存治療に力を入れている当院では、治療後も定期的なメンテナンスを通じて、患者さんの歯の健康を長く守るお手伝いをしています。
東急目黒線「不動前駅」徒歩1分の【不動前さくら歯科クリニック】は、アクセスしやすい歯科クリニックです。
当院では、便利な「WEB予約」をご用意しております。
急な歯の痛みなどの急患も随時受け付けておりますが、混雑状況によってはお待ちいただく場合がございますので、ご来院前に一度お電話(03-6417-9268)でお問い合わせください。
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