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歯ぎしりや食いしばりの改善をめざして~ボツリヌス治療で大切な歯を守ります~

皆さん、こんにちは。
品川区 不動駅前の「不動前さくら歯科クリニック」です。

 

一緒に寝ている人や、旅行に行ったお友達などから「歯ぎしりしてたよ」と、言われたことはありませんか。
または、「朝起きると顎が疲れている」といった症状や、「しっかり寝たつもりでも昼間にねむたくて……」などに心当たりがある方は、睡眠時に歯ぎしりをしている可能性があります。

 

歯ぎしりや無意識の歯の食いしばりは、歯や歯ぐき、顎の骨などに非常に大きな負担をかけます。
ご自身の体重の倍以上の力がかかるともいわれており、歯の割れや、折れ、ひび割れなどを引き起こす恐れもあるのです。
ご自身では歯ぎしりの自覚がない、という方も、歯科医師が行う歯のすり減り方のチェックなどで、歯ぎしりや食いしばりをしているかを診断できます。
(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「歯ぎしり」より)

 

歯ぎしりは、歯科医院の治療で改善をめざせる症状です。
不動前さくら歯科クリニックでは「ボツリヌス治療」を行うことで、歯ぎしりによるダメージから大切な歯を守る治療を行っています。

 

四方田 拓 院長
四方田 拓 院長

四方田 拓 院長

●2004年 日本歯科大学歯学部入学
●2010年 日本歯科大学歯学部卒業
●同年 日本歯科大学附属病院にて研修医
●2011年 日本歯科大学附属病院総合診療科入局(防衛省共済組合歯科室に2年間出張)
●2017年 日本歯科大学附属病院退職
●2017年 飯田橋内科歯科クリニック勤務
●2018年 同院院長就任
●2019年 飯田橋内科歯科クリニック退職


医院名:不動前さくら歯科クリニック
所在地: 〒141-0031
東京都品川区西五反田4丁目29-14 2F

 

Contents

歯ぎしりや歯の食いしばりが身体に与える10の影響とは?


歯ぎしりや歯の食いしばりは、身体にさまざまな悪影響を与えることがあります。

 

【影響1】歯が欠けたり割れたりする

睡眠のたびに特定の一部分に強い力が長期間かかり続けると、本来とても頑丈でかたいはずの歯も、欠けたり割れたりしてしまうケースがあります。

 

歯の根元にまで割れが広がると、抜歯しなければいけない場合もあるため、歯ぎしりや食いしばりの治療は、ご自身の歯を大切にすることにもつながります。

 

【影響2】顎関節症を発症させる

大きな口をあけると痛みがある、または口を大きくあけにくいなどは、顎関節症かもしれません。
顎の関節からカクカク音がする、なども顎関節症の症状のひとつです。
強い力を顎の関節にかける歯ぎしりや食いしばりは、顎関節症を引き起こす原因になります。

 

症状が悪化すると、食事や会話など、日常生活に支障が出るケースもあるため、放置せずにできるだけ早く歯科医院に相談しましょう。

 

【影響3】歯がすり減る


上の歯と下の歯を強くこすり合わせる歯ぎしりは、歯がすり減り、かみ合わせの凹凸が失われる原因になります。
それにより、かみ合わせが乱れ、食事を上手に噛み砕くことができなくなると、しっかり噛まずにのみ込んでしまい、胃腸に負担をかけることにつながる場合もあります。

 

【影響4】詰め物や被せ物が外れやすくなる

歯ぎしりが歯に負担をかけるのと同じように、むし歯の治療に使われている詰め物や被せ物にも力がかかり続け、外れやすくなります。
詰め物や被せ物自体が割れたり、欠けたりするケースも考えられます。

 

【影響5】知覚過敏になりやすい

歯の表面にはエナメル質という歯を守っているかたい層があります。
これが、歯ぎしりや食いしばりで薄くなると、エナメル質の下にある象牙質にまで刺激が伝わりやすくなるため、知覚過敏が起こります。

 

冷たいものや温度差のあるものがしみ、ひどくなると歯ブラシが当たるだけでも痛みを感じるようになるため、早めの治療が必要です。

 

【影響6】歯周病を悪化させる


歯ぎしりや食いしばりは、歯周病を悪化させることもあります。
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨を溶かしてしまう細菌による感染症です。

 

歯ぐきに炎症を起こし、悪化するにしたがって歯がグラグラしていきます。
やがて歯が抜ける恐れもある病気で、歯ぎしりや食いしばりなどで歯が揺さぶられ続けると、より歯に強いダメージを与えてしまうのです。

 

【影響7】口内炎ができやすくなる


お口の中で長時間歯を動かしているため、口内の粘膜を傷つけやすく、キズができたことにより、口内炎を発症するケースがあります。
治りかけの口内炎を無意識の間にまた噛んでしまうなど、回復を妨げる原因にもなります。

 

口内炎も歯医者で治療が可能です。
口内炎ができると食べたり話したりすることが辛くなるので、ガマンせずに歯科医院を受診しましょう。

 

【影響8】頭痛や肩こりがある


歯ぎしりや食いしばりを改善する治療を始めると、長年あった頭痛や肩こりが楽になった、という方がいらっしゃいます。

 

「噛む」という動作をする筋肉は、顎からこめかみ、首や肩、背中の筋肉にもつながっています。
強い力がかかる歯ぎしりを続けていると、身体がこわばり、慢性的な頭痛や肩こりを引き起こしている可能性があるのです。

 

【影響9】エラが張り、顔が大きくなる

年齢を重ねるとともに、えらが張って顔が大きく見えるようになってきた、という方は、歯ぎしりや食いしばりが原因になっているケースも考えられます。

 

お顔やお口周りの筋肉に力がかかり続け、お顔の筋肉の付き方が変化してしまったためです。
また、かみ合わせが崩れると、フェイスラインに影響を与えることもあります。

 

【影響10】しっかり寝られない


夜きちんと布団に入っても、歯ぎしりをしていることが原因で、睡眠の質が悪くなっている方もいらっしゃいます。
また、「何度も目が覚める」「起きたときに疲れが取れていない」などの不調から、昼間に眠気が取れない、とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。

 

朝気持ちよく起床できないと、一日がしっかり始められず、何となく元気が出ないと感じたり、日中の仕事や家事、勉強に集中できなかったりすると感じる方も少なくありません。

 

 

歯ぎしりや食いしばりの症状を緩和し歯の割れを防ぐ「ボツリヌス治療」とは?

不動前さくら歯科クリニックでは、歯ぎしりや食いしばりの症状を軽減させるために、「ボツリヌス治療」を行っています。

 

美容皮膚科などで行われている小顔治療などが目的の「ボトックス治療」とは違い、身体機能の改善や、歯を守ることにつながる治療です。

 

ボツリヌス治療の特徴


ボツリヌス治療とは、ボツリヌス菌が持つ筋弛緩作用を応用し、毒性を取り除いた成分を咀嚼筋(そしゃくきん)といわれる下顎の骨を動かす筋肉に注射する治療です。
それにより、筋肉の収縮を抑制して緊張状態を和らげ、歯を噛みしめる力を軽減して歯ぎしりや食いしばりの症状を改善します。

 

治療の前には「噛みしめの診断」や「お口周辺の筋肉の状態の診察」を行い、レントゲン写真をとるケースもあります。
患者さんが抱えているお悩みや生活習慣なども聞かせてください。
注射にかかる時間は10分ほどで、カウンセリング当日に施術が可能な場合もありますので、ご希望される方は当院までご相談ください。

 

ボツリヌス治療の効果の持続期間

3〜4日ほどで効果を感じ始める方が多くいらっしゃいます。
2週間ほどで安定し、個人差がありますが3〜6ヶ月ぐらい効果が持続します。
年に2〜3回ほど施術を受けられるのがおすすめです。

 

ボツリヌス治療後に注意したいこと

注射のあとは、内出血や腫れが生じることがありますが、数日ほどで治まる方がほとんどです。
また、筋力が抑えられるため、お口周辺がこわばり、食べものが噛みにくく感じたり、会話がしにくくなったりする場合があります。

 

長時間の入浴

注射をした当日は長時間の入浴は控えるようにしましょう。
また、サウナなどもやめておきましょう。
血行が促進されると、内出血や腫れの原因になります。
ぬるま湯のシャワーで済ませることをおすすめします。

 

マッサージ

施術箇所をマッサージすると、薬剤が他の部分に広がってしまう恐れがあるため、マッサージは数日ほど控えるようにしてください。

 

飲酒


アルコールには血行をよくする作用があります。
内出血や腫れの原因になるため、施術を受けた当日はお酒は控えるようにしましょう

 

激しい運動

日常生活の範囲内で歩いたり家事を行ったりするのは問題ありません。
ただ、激しい運動は血行を促進するため、施術当日はお休みするようにしてください。

 

 

【大切な歯を残すために】不動前さくら歯科クリニックが行うボツリヌス治療

歯ぎしりや食いしばりは、歯への負担が大きいため、当院ではできるだけ負担の少ないボツリヌス治療で、患者さんの歯を大切にする治療を行っています。
ボツリヌス治療は自由診療となり、施術は1回3万円(税別)です。
詳しくは当院までお問い合わせください。

 

治療の痛みを軽減する工夫

当院のボツリヌス治療では、痛みを抑えた治療を行っています。

 

極細の注射針を使用

注射針は、極細のものを使用することで、できるだけ痛みを抑えるよう努めています。
また、腫れや内出血なども少なくなる可能性があります。

 

クーリングでしっかり冷やす

針を刺す場所をしっかり冷やすことで、感覚を麻痺させ痛みを軽減させます。

 

当院がボツリヌス治療で使用する薬剤
「ナボタ(NABOTA)」とは?

不動前さくら歯科クリニックで取り扱っている薬剤は、韓国大手の医薬品メーカーであるデウン製薬が製造する「ナボタ(NABOTA)」です。
「ナボタ(NABOTA)」は、アメリカの食品医薬品局(FDA)や韓国の食品医薬品安全庁(KFDA)の基準をクリアした安全性の高い薬剤です。
特に、アメリカの食品医薬品局(FDA)の承認を得るためには非常に厳格な基準が設けられていて、数多くの研究や臨床試験を通じて製品の安全性と有効性が確認された上でなくては認可を受けられません。品質の市場監視を実施し、規約違反に対する取り締まりを厳しく行っています。
 
つまり、当院が採用するボツリヌス治療の薬剤「ナボタ(NABOTA)」は、安全で有効であり、FDAが認めた信頼性の高い薬剤なのです。
 

「ナボタ(NABOTA)」を製造するデウン製薬とは?

「NABOTA(ナボタ)」を製造するデウン製薬は、高い技術力と国際的な品質管理基準であるISOの認証を数多く取得しており、2016年には大韓民国新薬開発賞の「技術輸出賞」を受賞しています。この賞は、韓国の医薬品メーカーが、先進国や新興国などに医薬品や医療技術を輸出することで、韓国の医薬品産業の発展に貢献した企業に贈られるものです。
デウン製薬は、「ナボタ(NABOTA)」を世界市場に輸出することで、韓国の医薬品産業を代表し、高い評価を受ける企業となっています。
 

 

歯ぎしりや食いしばりで大切な歯を失わないために!お悩みは当院までお気軽に


東急目黒線「不動前駅」から徒歩1分の「不動前さくら歯科クリニック」では、患者さんの歯を守るボツリヌス治療を行っており、歯ぎしりや食いしばりの症状の軽減をめざしています。

 

できるだけ歯を残す治療を行っている歯医者で、患者さんの今ある歯を大切にすることを心がけています。

 

歯ぎしりや食いしばりを指摘された方や、顎に違和感がある方など、お口のお悩みなら当院までご相談ください。

 


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