「口臭がひどい……」お口のニオイはむし歯や歯周病が原因かも | 不動前さくら歯科クリニック|不動前駅で歯科をお探しの方は不動前さくら歯科クリニックまで

SERVICEコラム

COLUMN コラム

「口臭がひどい……」お口のニオイはむし歯や歯周病が原因かも

皆さん、こんにちは。
品川区 不動駅前の「不動前さくら歯科クリニック」です。

 

口臭は、社会生活や人間関係に影響を与えることがあります。
令和4(2022)年に行われた調査では、「歯や口の状態について気になるところ」として、「口臭」とこたえた方が6.1%いらっしゃいました。

 


(参照:厚生労働省「令和4年 歯科疾患実態調査結果の概要」p28) >

 

お口のニオイは鼻の周辺で発生しているため、嗅覚が口臭に順応し、自分ではわかりにくくなる傾向があります。
そのため「自分の口って臭いかも?」と心配になる反面、自分の口臭に気づかないこともあり、デリケートな問題といえるでしょう。

 

口臭は、全身の病気の兆候としてあらわれることもありますが、ほとんどの原因はお口の中にあり、むし歯や歯周病などが口臭の原因になっている可能性があります。
お口の治療をすることで、口臭の改善や予防がめざせますので、口臭が気になる方は、歯科医院の受診をおすすめします。

 



四方田 拓 院長
四方田 拓 院長

四方田 拓 院長

●2004年 日本歯科大学歯学部入学
●2010年 日本歯科大学歯学部卒業
●同年 日本歯科大学附属病院にて研修医
●2011年 日本歯科大学附属病院総合診療科入局(防衛省共済組合歯科室に2年間出張)
●2017年 日本歯科大学附属病院退職
●2017年 飯田橋内科歯科クリニック勤務
●2018年 同院院長就任
●2019年 飯田橋内科歯科クリニック退職


医院名:不動前さくら歯科クリニック
所在地: 〒141-0031
東京都品川区西五反田4丁目29-14 2F



 

 

Contents

むし歯や歯周病が口臭の原因となるのはどうして?

むし歯や歯周病は、口臭の原因になります。
どうして、むし歯や歯周病を放置しているとお口が臭くなるのでしょうか。

 

 

むし歯が原因の口臭とは


むし歯で口が臭くなる原因は主に3つあります。

 

 

【原因1】むし歯であいた穴に食べものがつまる

人のお口の中に存在している細菌が、飲食物に含まれる糖分を養分にして酸を作り出して歯を溶かし、やがて歯に穴をあける病気がむし歯です。
このあいた穴に食べかすがつまって腐敗し、生ゴミのようなニオイを発生させます。

 

むし歯は悪化するまで痛みを感じにくく、自覚症状が少ない病気です。
お口のニオイを感じたら、痛みなどがなくても歯科を受診しましょう。

 

 

【原因2】進行したむし歯が神経を腐敗させる

むし歯が悪化すると、歯の内部にある神経や血管まで感染が広がります
ここまでむし歯が進行すると、痛みがひどくなったり、冷たいものや熱いものがしみたりします。

 

痛みをガマンしている間に神経が腐敗し、強い口臭につながるのです。

 

 

【原因3】歯の根元に膿が溜まる


むし歯が進行しても放置していると、やがて神経が死んで痛みを感じなくなることがあります。
痛くなくなったからといってそのままにしていると、やがて歯の根元に細菌が繁殖し、膿が溜まる恐れがあるので注意が必要です。

 

この膿は、魚や野菜の腐ったようなニオイがするのが特徴で、お口の中の食べかすと混ざってさらに口臭がきつくなります。

 

 

歯周病が原因の口臭とは


歯周病は、歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こして歯を支える歯槽骨を溶かす病気です。
悪化すると歯が抜けることもあり、日本人が歯を失う一番の原因になっています。

 


(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「 歯の喪失の原因」) >

 

歯周病で口臭が発生する原因は以下の2つです。

 

 

【原因1】歯周病菌がガスを発生させる

歯周病菌は、「メチルメルカプタン」というガス成分を多く発生させていることがわかっています。
「メチルメルカプタン」とは、腐敗した玉ねぎのようなニオイがするのが特徴で、非常に強い口臭の原因となっているのです。

 

ほかにも、タマゴが腐ったようにニオイの「硫化水素」も発生させます。

 

 

【原因2】歯ぐきから膿が出る

歯周病が進行すると、歯ぐきから膿が出ることがあります。
この膿にも「メチルメルカプタン」が含まれており、強いニオイを放ちます。
歯周病が悪化し、歯ぐきの状態が悪くなると、よりガスの発生量が増え、ニオイがひどくなるのです。

 

 

口臭の種類

ここで、口臭の種類について説明しましょう。
口臭は、大きく4つの種類に分けられています。

 

 

生理的口臭


「生理的口臭」とは、唾液の分泌が減少する起床時や空腹時、ストレスを感じているときなどに発生する口臭のことです。
水分をとったり食事をしたりすることで改善するもので、治療の必要はないとされています。

 

 

病的口臭

身体やお口の病気が原因で発生する口臭を「病的口臭」といいます。
病的口臭の中でも、8割以上の口臭がお口からきています。

 


(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「口臭の原因・実態」) >

 

 

8割はお口の中が原因

口臭の原因となるお口の状態には、以下のものがあります。

・むし歯
・歯周病
・舌苔(ぜったい)
・歯垢(プラーク)
・口腔乾燥症(ドライマウス)

むし歯や歯周病のほかにも、舌の表面につく白い苔状の「舌苔」や、歯の表面に付着しているネバネバした「歯垢(プラーク)」なども口臭の原因になります。
また、お口が乾燥する口腔乾燥症(ドライマウス)も、唾液の分泌が減ることで口が臭くなる傾向にあります。

 

 

身体全体の病気

身体全体の病気が原因で、口臭を引き起こすケースもあります。
蓄膿症などの鼻の病気や、呼吸器系や消化器系の病気、肝臓病、糖尿病などが原因で口臭が起こる場合も考えられます。

 

 

外因的口臭

飲食物やお酒、たばこが原因で起こる口臭のことです。
強いニオイがするニンニクなどで発生しますが、時間がたてば消えてしまいます。

 

 

心因性口臭

ほかの人が気にする程度の口臭ではなくても、本人が「口が臭い」と思いこんでいる口臭を「心因的口臭」といいます。
歯科医院などで「口臭はない」と診断してもらい、必要があれば専門のカウンセリングを受けることをおすすめします。

 

 

「不動前さくら歯科クリニック」のむし歯治療


「不動前さくら歯科クリニック」では、患者さんの症状に合わせた治療を複数ご提案し、ライフスタイルやご希望をおうかがいした上で、一緒に治療方針を決めていきます。
悪化したむし歯でもできるだけ歯を残せるよう尽力し、再発のリスクを軽減できるような治療を行っていますので、むし歯がある方は当院までお問い合わせください。

 

自己負担額を抑えた保険診療から、見た目や機能性にもこだわった自由診療までご用意しています。
自由診療の中でも、詰め物や被せ物の素材を複数の中からお選びいただくことができますので、お気軽にお尋ねください。
透明感のある白さが特徴の「オールセラミック」や、強度と耐久性に優れた「ジルコニア」などをご用意しています。
セラミックと歯科用プラスチックを合わせた「ハイブリッドセラミック」は、費用を抑えることが可能です。

 


不動前さくら歯科クリニックのむし歯治療はこちら >

 

 

1本でも多くの歯を残す高精度の治療

当院は、1本でも多くの歯を残せるよう高精度の治療をご提供している歯科医院です。
以前なら抜歯するしかなかったような進行したむし歯でも、「歯科用CT」や「マイクロスコープ」などの先進の機器を積極的に導入した「精密根管治療」で、大切な歯を守る治療を行っています。

 


不動前さくら歯科クリニックの精密根管治療はこちら >

 

 

「不動前さくら歯科クリニック」の歯周病治療

当院の歯周病治療では、歯周病の原因となる歯垢(プラーク)をしっかり除去する歯磨き方法である「プラークコントロール」をお伝えし、毎日のケアに取り入れていただきます。
これによりセルフケアを充実させ、歯科医院でのプロのクリーニングであるプロケアと併用させて、歯周病の症状の改善をめざします。

 


不動前さくら歯科クリニックの歯周病治療はこちら >

 

 

プロの専門ケアで進行を食い止める

歯と歯ぐきの間には、歯周ポケットといわれる溝があります。
健康な歯ぐきの場合は、この溝は1~2mmほどです。
けれども、歯周病が悪化すると、この溝に歯垢(プラーク)が溜まり、徐々に溝が深くなります。
4~5mmで初期の歯周病、6mm以上で重度の歯周病と判断されます。
深くなった歯周ポケットには歯ブラシの毛先が届きにくく、いっそう歯垢を取り除けなくなるのです。

 


(参照:厚生労働省e-ヘルスネット「歯周ポケット」) >

 

歯科医院では、歯周ポケットに蓄積された歯垢を、スケーラーという専用の器具で徹底的に除去して、歯ぐきの炎症を軽減させて歯周病の進行を食い止めます。

 

 

口臭を改善させるために、ご自身でできる予防ケアを紹介します。

 

 

毎日のケアにデンタルグッズを活用する


歯ブラシだけで、お口の汚れをすみずみまで取り除くことは困難です。
特に歯と歯の間の汚れは6割程度しか落とせないとされています。
デンタルフロスや歯間ブラシなどのデンタルグッズを活用することで、歯と歯の間の汚れの除去率が8割までアップすることがわかっています。

 


(参考:神奈川県「今日から始めるすき間ケア」より) >

 

当院では、患者さんのお口に合わせたデンタルフロスや歯間ブラシの選び方、使い方をアドバイスいたします。

 

 

唾液の分泌を促す

唾液の分泌量が減少すると、口臭が強くなる傾向にあります。
唾液の分泌を促すために、

・しっかりよく噛んで食べる
・鼻呼吸を意識する
・唾液腺のマッサージを行う
・舌の運動を促す
・こまめに水分をとる

などを心がけましょう。

 

 

生活習慣を見直す

口臭は生活習慣の影響を受けやすいため、お口のニオイが気になる方は、生活習慣を見直してみましょう。

・規則正しい食習慣を身につける
・ストレスをためないように十分な睡眠をとる
・お酒やタバコを控える

 

 

歯科医院で定期検診を受ける


歯科医院での定期検診では、お口を清潔に保つケアを行っています。
当院の予防ケアでは、日本歯科保存学会の「う蝕予防管理認定衛生士」の資格を持つ歯科衛生士が、むし歯予防のプロとして診療にあたっています。

 


不動前さくら歯科クリニックの予防ケアはこちら >

 

 


「口臭がひどくなった」「口が臭いのが気になる」という方は、東急目黒線「不動前駅」徒歩から1分の歯医者「不動前さくら歯科クリニック」までご相談ください。
口臭の原因を特定し、根本から改善できるように適切な治療をご提案いたします。

 

気になる口臭が、むし歯や歯周病が原因で発生している恐れがあります。
お口を清潔に保つことでお口のニオイを抑えることができる可能性がありますので、お気軽にご来院ください。

 

当院は、患者さんのお気持ちに寄り添う診療を行っています。
初めてご来院される方は24時間受け付け可能なWEB予約もございます。
土曜も診療している通いやすい歯科医院ですので、ご都合のよい時間帯にご予約ください。

 


不動前さくら歯科クリニックのアクセスはこちら >